ヤクルト高津に冷たい戦力外通告

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ヤクルトは10日、東京・新橋の球団事務所で高津臣吾投手(38)に戦力外を通告した。

古田敦也兼任監督(42)の退任に伴いチーム刷新を目指しており、日米通算プロ17年目の功労者が戦力外となった。

高津臣吾投手は今季は25試合に登板し0勝5敗13セーブ、防御率6・17と低迷したが、事前に球団からの"下交渉"はなし。日米通算313セーブの守護神が、引退登板、またはお別れ登板などでファンに別れを告げる機会もないまま、ヤクルトのユニホームを脱ぐことになった。

 高津臣吾投手は、国内ではヤクルト一筋に15年、黄金時代を支えた大ベテランにも容赦はなかった。鈴木球団社長は「戦力外を通告しました。お別れ登板などの相談? それが配慮だとは思わない。私は(球団を)新しくしようとしている。(現役を)やりたいなら、トライアウトを受ければいい」。球団の功労者への敬意は感じられない発言には余波を起こしそうである。

 倉島専務も「1軍に登録されている選手に、事前に話をするのは非常識」と言い切り、選手会とのルール通りに処理したことを強調。高津臣吾投手は「今後についてはこれから考えたい」とコメントし、11日に改めて報道陣に対応する予定だ。

経歴
高津 臣吾(たかつ しんご、1968年11月25日 - )はプロ野球選手(右投げ右打ち、投手)。東京ヤクルトスワローズに在籍。佐々木主浩と並び、1990年代以降の日本プロ野球を代表する抑え投手である。ヤクルト公式の愛称は『フィニッシャー』(石井弘寿・五十嵐亮太の"ロケットボーイズ"とともにファンから公募されたもの)。

右横手から時速140km/h前後のストレートと130km/h台、110km/h台、100km/h台の3種類のシンカーを武器に、セーブを重ね続けている。2006年シーズン終了時点での日本通算273セーブは歴代1位。また、日米通算300セーブは佐々木主浩に次いで史上2人目となる快挙である。

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