行者にんにくのしょうゆ漬け
行者にんにくというニンニクのしょうゆ漬けがおいしいと聞きました。
どんなニンニクで、どこで手に入るんでしょうか。
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行者にんにくというニンニクをご存知でしょうか。これをしょうゆ漬けにすると抜群においしいんですが。
行者ニンニクは、北海道と近畿以北の高原や深山に自生する多年草で、本州中部では亜高山地帯の針葉樹林に群生ている植物です。
しかし、そのほとんどが保護区で採取が禁じられている所に育っていますので、東北、北海道の低山や平地で採れるものは非情に貴重といわれています。
チューリップに似た肉厚の葉を持ち、株に近づくだけでその名のとおりニンニク臭があります。ニラやノビル、山ラッキョウなどのネギ属植物のうち、葉が扁平しているものの中で最も葉幅の広いのが行者にんにくです。
行者にんにくは北海道では「アイヌネギ」とも呼ばれていることからわかるように、アイヌ民族の人たちが昔から薬草として食べるなど、大切に用いられてきました。
行者にんにくという名前は牧野富太郎さんがつけた名前で、修行中の行者たちが強壮薬として食べていたというのが由来だそうです。
独特の強い匂いのもととなっているのが含有アミノ酸で、この成分が血小板を溶かし、血栓を予防するので、動脈硬化や脳梗塞の予防に効果があると言われています。
また発ガン物質の解毒酵素を活性化する働きもあるので、各種ガンの増殖を抑制すると言われています。
アリシンやスコルジンといった成分を含み、末梢血管を拡張させる作用があり、血行を良くし、高血圧の予防・冷え性の改善に適しているようです。アリシンは抗菌作用のほか、ビタミンB1と結びついて活性持続型ビタミン(アリチアミン)となるので、疲労回復、強壮作用としても働きます。
今話題の行者にんにくですが、滋養強壮に効果があるといわれ加工しても効能が変わらないことから昔から醤油漬けにして保存し一年中食べられてきました。
行者にんにくは炒め物や醤油漬け、おひたし、てんぷらなど色々な食べ方があります。
その中でも「ジンギスカン」に入れると非常においしいと最近ではブームになっています。

